【食品メーカー大手】 味の素など6社、共同配送など物流効率化へ協業
味の素やカゴメなど食品メーカー大手6社は2月2日、共同配送などを通じて食品業界全体で物流の効率化を図るため、「食品企業物流プラットフォーム(略称・F-LINE)」を構築することで合意した。
常温で保管できるドライ品の6社共同配送のほか、物流拠点の共同利用、受注や納品に関する基準の標準化などについて検討を進める。こうした協業を進めることで、各社単独では解決困難なトラック運転手不足や二酸化炭素(CO2)の排出削減などにもつなげていく。
合意したのは前述の2社のほか、ミツカン、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社。将来的には参加企業を増やし、食品業界全体の物流インフラとして発展させていきたい考えだ。