セブン&アイの14年3~11月期、ヨーカ堂は25億円の営業赤字

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 セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂の2014年3~11月期の業績は、25億円の営業赤字(前年同期は37億円の黒字)と不振だった。衣料品のプライベートブランドを強化するなどしたが、既存店売上高が4.4%の減収(前年同期は3.9%のマイナス)と苦戦、粗利益率も0.2ポイント低下して30.0%となった。

 ヨークベニマルは既存店は0.4%のプラスを維持したものの、営業利益は3.9%減の87億円と前年実績に届かなかった。ただ、総菜子会社のライフフーズを含む営業利益は1.3%増の119億円と増益を確保した。

 一方、15年2月期通期ではヨーカ堂が15.7%増の130億円、ベニマルが0.7%増の128億円(ライフフーズを含めると1.0%増の167億円)と共に営業増益を予想する。売上高に当たる営業収益はヨーカ堂が1.1%減の1兆2972億円、ベニマルが4.5%増の3980億円を見込む。

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