【ニッセンHD】 営業赤字幅が67億円に拡大、14年12月期
カタログ通販大手のニッセンホールディングスは12月5日、2014年12月期連結決算が67億円の営業赤字(前期は33億円の赤字)になる見通しだと発表した。2月に発表した従来予想に比べて赤字幅が20億円広がる。
シャディなど連結子会社5社が決算期変更に伴って15ヵ月の変則決算となるため、売上高は従来予想を101億円上回る2069億円(前期比5.3%増)となるが、中核事業会社のニッセンが稼働客数が減って減収、さらにカタログ費などの経費がかさみ、赤字が膨らむ。
ニッセンHDについては、セブン&アイ・ホールディングスが子会社のセブン&アイ・ネットメディアを通じて14年1月に子会社化している。