ファミリーマートは11月21日、ゲーム・映像ソフト販売などを手がけるワンダーコーポレーション(茨城県つくば市)と一体型店舗の展開に向けて包括提携したと発表した。
ワンダーコーポがファミリーマートとフランチャイズ(FC)契約を結び、同社の店舗とコンビニエンスストアの一体型店舗を運営する。ワンダーコーポはカルチュア・コンビニエンス・クラブのFC加盟店として「TSUTAYA」を約80店舗運営しているが、一体型店舗1号店として11月27日、「ファミリーマートTSUTAYA那珂湊店」を茨城県ひたちなか市に出店する。店舗面積は約300坪(約1000平方メートル)で、うちファミリーマートが約60坪、TSUTAYAが約240坪となる。
ワンダーコーポはゲーム・映像ソフトなどを販売する「WonderGOO」94店舗、中古品販売の「WonderREX」19店舗を運営するほか、映像・音楽ソフト販売子会社の新星堂が130店舗(いずれも8月末現在)を運営しており、これら店舗とコンビニの一体型店舗の展開や、同一敷地内への共同出店などを進める。
ワンダーコーポはジャスダック上場で、カスミの持分法適用会社となっている。