パルコは、名古屋市栄エリアの新たなランドマークとして開発される高層複合ビルに高級商業施設を出店する。開発事業者である三菱地所、パルコ、日本郵政不動産など5社が6月13日に発表した。
プロジェクト名は「錦三丁目25番街区計画(仮称)」で、7月1日に着工、2026年夏頃の開業を予定する。建物は地上41階・地下4階で、高さは約211m。地下鉄東山線・名城線の栄駅に直結し、延床面積は約10万9700㎡となる。
高層複合ビルには、ホテル、オフィス、シネマコンプレックス、商業施設が集積する。パルコが整備する高級商業施設のほか、米ヒルトンの高級ホテル「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」、シネコンの「TOHOシネマズ」が入居することが決まっている。
計画地は名古屋三越栄店の真向かいで、近隣には名古屋パルコ、同じJ.フロントリテイリンググループの松坂屋名古屋店などもあり、栄エリアのにぎわい創出に寄与しそうだ。