イトーヨーカ堂は10月1日、全183店舗(海外店舗を除く)の8割強に当たる153店舗で免税サービスを始めた。
これまでは衣料品や宝飾品など一般物品に限られていた免税対象商品が10月から食品や化粧品など消耗品にまで広がることに対応した措置。各店のサービスカウンター内に「免税カウンター」を設置し、訪日外国人客に対応する。
店舗での免税対応では百貨店が先行しており、セブン&アイグループでもそごう・西武はすでに全24店舗に訪日外国人客向けのサービスを拡充している。
ヨーカ堂では小型食品スーパーの「食品館」や食品ディスカウントストアの「ザ・プライス」など一部店舗を除いて免税カウンターを設置、訪日外国人が商品とレシート、パスポートを提示すれば消費税分を払い戻す。