【キリン堂】 持株会社体制に移行、5円の記念配当実施
ドラッグストアのキリン堂(大阪市)は8月18日、株式移転により完全親会社のキリン堂ホールディングス(HD)を設立、持株会社体制に移行した。キリン堂に代わってキリン堂HDが同日付で東証1部に上場した。
キリン堂の寺西忠幸会長と寺西豊彦社長が、それぞれ代表権を持ち、持株会社の会長、社長に就いた。
持株会社への移行と来年で創業60周年を迎えることを機に2015年2月期末に5円の記念配当を含む25円の配当を実施する見通し。
15年2月期の連結業績は売上高が1078億円(持株会社移行前の前期決算との単純比較で4.6%増)、営業利益が21億9000万円(20.3%増)を見込んでおり、完全子会社となったキリン堂が発表していた従来予想と変わらない。