【コンビニ売上高】 6月の既存店は1.9%減、たばこの減少響く
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の6月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.9%減となり、3ヵ月連続のマイナスとなった。
ただし、タバコの売上げ減の影響を除けば、「既存店売上高はほぼ前年並みまで回復している」(同協会)という。客数は0.9%減で4ヵ月連続のマイナス、客単価は1.0%減で3ヵ月連続のマイナスだった。
店舗数は5.3%増の5万601店舗となり、全店ベースでの売上高は2.6%増で16ヵ月連続のプラスだった。
商品部門別の売上高(全店ベース)は、コーヒー及びカウンター商材が引き続き好調に推移した日配食品が8.1%増、加工食品は1.7%増、非食品は1.6%減、サービスも2.8%減だった。
非公表のセブンーイレブン・ジャパンを除く大手コンビニエンスストア3社の6月の既存店売上高(単体ベース)は、ローソンが4.7%減、ファミリーマートが1.0%減、サークルKサンクスが3.7%減で、いずれも3ヵ月連続のマイナス。ローソンの不振ぶりが目立った。