アークスが岩手県のベルプラスとジョイスを合併へ、経営一本化
アークス(札幌市)は5月14日、9月1日付で経営統合する予定のベルプラス(岩手県)とすでに傘下にあるジョイス(同)の2社を合併し、経営を一本化する方針であることを明らかにした。両社は共に岩手県を地盤に食品スーパーを展開しており、合併によって経営の効率化を図る。
アークスとベルプラスの純粋持株会社であるベルグループは3月28日に経営統合で基本合意、5月14日に株式交換の契約を結んだ。今後、9月1日の経営統合までにベルグループをベルプラスに吸収合併、その後にベルプラスとジョイスを合併する。合併の期日については明らかにしていない。
アークスは2011年10月にユニバース(青森県)、12年9月にジョイスを相次いで傘下に収めた。今回、ベルプラスを経営統合することで、東北地方での売上高2000億円が視野に入った。
ベルプラスは岩手・宮城の両県でディスカウント型食品スーパー「ビッグハウス」を中心に25店舗を展開、グループの売上高は13年3月期で約400億円となっている。