【イトーヨーカ堂】 食品フロアの6割が生鮮、食品館小手指店
イトーヨーカ堂は5月9日、都市型小型スーパーの7店舗目となる「食品館イトーヨーカドー小手指店」(埼玉県所沢市)をオープンする。
売り場面積は直営部分が約1000平方メートル、テナントとして入る専門店部分が約620平方メートルで、食品フロア全体の約6割を生鮮売り場に充てたのが特徴。鮮魚売り場では新潟県能生漁港から毎日直送される近海魚を販売、注文に応じて魚をさばく「お魚調理サービス」を行う。青果売り場では小手指近郊の約10の生産者と連携、ブロッコリーやキュウリなど地場野菜コーナーを展開する。
また、総菜売り場では同社の都市型小型スーパーでは初めて、おかずとご飯を分けた「おかずセット」のコーナーを設置、少量パックも豊富に取り揃える。
セルフ式のドリップコーヒー「セブンカフェ」を販売する休憩スペースでは、保温と冷蔵の切り替えが可能な陳列ケースを設置し、軽食も提供する。
出店場所は西武鉄道池袋線・小手指駅北口から徒歩1分の駅前立地で、半径1キロメートル圏内の約3万人を商圏と想定する。