【ファミリーマート】合弁解消し韓国撤退、海外店舗数6割減に
ファミリーマートは3月28日、韓国でのエリアフランチャイザーであるBGFリテール(旧・晋光ファミリーマート)の持ち株を売却し、韓国市場から撤退すると発表した。
BGFリテールが韓国取引所に株式を上場するのに伴って、保有する同社株25%を売却する。
BGFリテールは、もともと「ファミリーマート」の店名で店舗展開していたが、2012年に店名を独自ブランド「CU」に転換、ファミリーマートとは距離を置く姿勢を示していた。
BGFリテールは今年2月末現在で韓国に7925店舗を展開しており、ファミリーマートの海外店舗数約1万3000店のほぼ6割を占める。
株式売却によってファミリーマートは海外で最大の足場を失うことになる。
株式の売却は5月中旬を予定するが、売り出し価格が決まっておらず、売却損益は未定。