【ヨーカ堂】 川崎・武蔵小杉に大型商業施設「グランツリー」、そごう・西武も
セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂は3月26日、川崎市中原区の武蔵小杉駅近くに大型商業ショッピングセンター(SC)「グランツリー武蔵小杉」を2014年秋に開業すると発表した。
核店舗として総合スーパー「イトーヨーカドー」のほか、百貨店の「そごう・西武」、生活雑貨専門店の「ロフト」、ベビー・マタニティー用品専門店の「アカチャンホンポ」などグループ各社の店舗が結集する。セブン&アイはこれまで大型SCとして「アリオ」の名前で17施設を展開しているが、今回は新タイプのSCと位置付け独自の名前を付けた。
店舗面積は地域最大規模の3万7000平方メートルで、専門店約150店舗がテナント出店する。
同社が推進するオムニチャネル戦略を具現化するために、リアル店舗とインターネットを融合させた最先端の店づくりにも挑戦するという。
同SCは武蔵小杉駅から徒歩4分の工場跡地への出店で、近隣では高層マンションの開発ラッシュが進んでいる。