【米アマゾン】 7~9月期の売上高は24%増、最終損益は2四半期連続の赤字

2013/10/28 00:00
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 米インターネット通販大手のアマゾン・ドットコムが発表した7~9月期の業績は、売上高が前年同期比24%増の170億ドルと大幅な増収だったが、最終損益は4100万ドルの赤字(前年同期は2億7400万ドルの赤字)と2四半期連続の赤字となった。

 

 物流センターの新設やタブレット(多機能携帯端末)の開発などに多額の投資を続けており、販売管理費が24%増の171億ドルとなったのが赤字の要因。営業損益も2500万ドルの赤字(前年同期は2800万ドルの赤字)だった。同社はサンフランシスコ、ロサンゼルスなど西海岸の大都市部で生鮮食品を取り扱う物流センターを増設、食品の宅配サービスを実験的に行っている。

 

 クリスマス商戦期に当たる10~12月期(第4四半期)は、売上高が235億~265億ドルで前年同期比10~25%の増収、営業損益は5億ドルの赤字から5億ドルの黒字(前年同期は4億500万ドルの黒字)を見込んでいる。

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