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【平和堂】上半期の営業利益は13.8%増、チラシ見直しなど経費減

 平和堂(滋賀県)が発表した2014年2月期上半期(13年3~8月)の連結営業利益は前年同期比13.8%増の62億円だった。

 「フレンドマート葛野山ノ内店」(京都市)など食品スーパー2店舗の新設効果で売上高に当たる営業収益を1.1%増の1964億円に伸ばす一方、チラシ販促の見直しなどによる経費削減で販売管理費を前年同期比微減に抑えたことが2ケタ増益つながった。

 資産売却益など12億円近い特別利益を計上したことで、純利益は56.8%増の43億円と上半期としては過去最高を記録した。

 昨年9月に反日デモの被害を受けた中国の百貨店子会社は4月に4号店となる新店をオープンしたこともあって増収となったが、新店投資費用がかさんで減益だった。