ファミリーマートは4月7日、フィリピン1号店となる「ファミリーマート グロリエッタ3店」をマニラ首都圏のマカティ市にオープンした。同社の海外展開は8ヵ国・地域目。
1号店の店舗面積は220平方メートルで、26席の飲食スペースを備える。取扱アイテム数はフライドチキンやホットドッグなどのファーストフード、加工食品、日用品、飲料など約1400品目で、24時間営業。現地合弁先の一つであるアヤラグループが運営する大型ショッピングセンター「グロリエッタ」の一角にテナント出店した。
ファミリーマートと伊藤忠商事は昨年11月、大手財閥のアヤラグループと大手小売業ルスタングループが折半出資したシアルCVSリテーラーズと合弁でフィリピン・ファミリーマートCVSを設立(出資比率はシアルが60%、ファミリーマート37%、伊藤忠3%)。1号店はフィリピン・ファミリーマートCVSの直営店となる。
フィリピンの人口は9500万人で平均年齢は約23歳と若く、今後も人口増加が見込まれる。ファミリーマートでは今後5年間で300店舗の出店を目指している。