【ココカラファイン】 中国ドラッグストアと合弁会社、東北地域で事業展開
ドラッグストア大手のココカラファイン(東京都)は中国のドラッグストアと合弁で現地法人を設立、日本式ドラッグストアの展開に乗り出す。
ココカラファインは昨年、上海で100%子会社を設立し、すでに1号店を出店しているが、今回設立する合弁会社は遼寧、吉林、黒竜江の各省など中国東北地域での事業展開を目指す。
大連市で6月をめどに設立する合弁会社には遼寧成大グループ傘下の薬局チェーン、成大方円医薬連鎖が51%、ココカラファインが25%を出資するほか、伊藤忠商事と医薬品卸大手のアルフレッサホールディングスもそれぞれ12%を出す。
成大方円、伊藤忠、アルフレッサの3社は11年に業務提携を結んでおり、伊藤忠とアルフレッサが中国に設立した卸会社が成大方円の店舗に商品を供給する関係にある。
4社が設立する合弁会社は年内にもドラッグストアの出店を始める見通し。