調剤薬局大手のクオール(東京都港区)は3月15日、北関東が地盤の同業、アルファーム(茨城県水戸市)を子会社することで合意した。4月上旬をめどに同社の発行済み株式の100%を取得する。
クオールの店舗数は関東を中心に435店。一方、アルファームは茨城、栃木、群馬の3県で23店舗を運営している。クオールはアルファームを子会社化することで、現在205店舗を展開する関東地方での地盤をさらに強化する。
アルファームの2012年3月期の売上高は48億円、営業利益は1億5800万円となっている。
クオールは中期計画である2014年3月期での売上高1000億円、520店舗体制の実現に向けてローソンとの共同出店やビックカメラ店内への出店などを進めている。