ドラッグストア大手のココカラファインは１月31日、タイで卸売事業を始めると発表した。飲料や消費財の製造・卸、不動産、金融事業などを幅広く展開する現地の大手企業、TCCグループに化粧品や日用雑貨のプライベートブランド商品を中心に供給する。
２月１日に商品供給契約を結び、中旬には供給を始める予定。
タイではツルハホールディングスが日系ドラッグストアとしては初めて昨年７月から現地での出店を開始、合弁会社を通じて現在５店舗を展開しているが、ココカラファインは当面、卸売事業に徹する。
ココカラファインは中国に100％子会社を設立し、昨年５月、上海に１号店を出した。そのほか、ベトナムでも合弁会社を設立して店舗展開に乗り出すことを表明している。