【POS端末】 12年度の市場規模は0.8%減の436億円の見込み

2013/01/28 00:00
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 矢野経済研究所の調べによると2012年度のPOS端末の市場規模は前年度比0.8%減の436億円(メーカー出荷額ベース)となりそうだ。

 

 国内のPOS端末市場は9割前後が入れ替え需要ですでに飽和状態。流通業各社が入れ替え期間を長期化していることもあって、今後も横ばいもしくは微減傾向が続きそうだ。同研究所では13年度の市場規模を424億円、15年度を454億円と予測している。

 

 最近ではタブレット(多機能携帯端末)を簡易なPOS端末として活用する動きが広がっており、これが「POSメーカーの脅威になる可能性がある」と同研究所は指摘している。特に店頭に置く端末にもファッション性を重視するアパレルや宝飾・アクセサリー、ヘアーサロン、飲食業などの分野においてニーズが高まりそうだ。

 

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