ファミリーマートは12月8日、福島県川内村に「ファミリーマート川内村店」をオープンする。
同村は東京電力福島第1原子力発電所の事故で一時村民全員が避難を強いられ、今年1月に「帰村宣言」した。
ファミリーマートは同村などからの要請を受け、11月から川内村役場駐車場で移動販売車「ファミマ号」による営業を週2回行ってきたが、震災後に営業休止していたコンビニ店舗を改装して、同社直営店として再オープンすることにした。
川内村では唯一のコンビニとなるため、豆腐や納豆などの日配品や調味料などの加工食品は通常の店舗の約1.5倍の品揃えとし、ミニスーパー的な役割を果たす。
店長には同村出身者を嘱託社員として採用する。売り場面積は約109平方メートルで、営業時間は午前7時から午後9時まで。