ヤマナカ、上半期は3億8000万円の営業黒字、リストラで採算改善

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 愛知県が地盤の食品スーパー、ヤマナカの2012年4~9月期の連結営業利益は3億8200万円の黒字となった。前年同期の1億6500万円の赤字から大幅に改善した。

 前期に希望退職を実施するなどして販売管理費が約10億円減少したことが黒字化につながった。売上高に当たる営業収益は1.4%減の503億円、価格競争への対応などで粗利益も減少しており、営業状況は依然として厳しい。

 同社はチラシ販促を減らして、EDLP(毎日低価格)型の店舗を増やすなど営業戦略の見直しを進めている。

 13年3月期通期では営業収益が1.6%減の1007億円、営業利益が3.1倍の9億5000万円を見込んでいる。前期に18億円の赤字だった最終損益は7億円の黒字に転換する見通しだ。

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