【ヤマザワ】上半期の営業利益は56%減の9億円、出店コストなど重く
山形・宮城の両県を地盤とする食品スーパーのヤマザワ(山形市)が発表した2012年4~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比1.0%増の506億円、営業利益が56.0%減の9億円、純利益は66.5%減の4億円だった。従来予想を売上高で13億円余り、営業利益で7億円弱下回った。
4店舗を新設した効果で売上高は伸びたが、出店に伴うコスト増で減益となった。既存店の売上高は0.4%減。価格競争への対応などで粗利益率は0.7ポイント悪化した。
下期は山形県内で2店舗を新設する計画。13年2月期の通期予想については10月26日に下方修正を発表しており、売上高は940億円、営業利益は17億円、純利益は9億円を見込む。決算期変更のため今期は11ヵ月の変則決算となる。