【原信ナルスHD】新店効果と経費削減で増収増益を確保、4~9月期
新潟県が地盤の食品スーパー、原信ナルスホールディングスが発表した2012年4~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比2.0%増の646億円、営業利益が4.7%増の21億円だった。
当初予想では減益を見込んでいたが、経費削減効果で増益を確保した。既存店は1.1%の減収と苦しんだが、傘下の原信が2店舗を新設した効果などで売上高は前年実績をクリアした。これにより9月末での店舗数は69店(100円ショップ2店舗を含む)となった。
下期も原信が2店舗を出店する計画。13年3月期は従来予想通り、売上高は1.0%増の1280億円、営業利益は3.2%減の40億円と増収減益を見込む。