セブン&アイ・ホールディングスは10月4日、2013年2月期の連結業績予想を下方修正した。
売上高に当たる営業収益は従来予想を300億円下回る5兆3000億円(前期比5.1%増)、営業利益は同じく70億円下回る3080億円(5.5%増)、純利益は120億円少ない1430億円(10.1%増)となりそうだ。
コンビニエンスストア事業が好調で前期に比べれば増収増益を確保するものの、イトーヨーカ堂を中心とするスーパーストア事業の大幅減益が響く。
セブンーイレブン・ジャパン(SEJ)、米セブンーイレブン・インクが共に過去最高益を更新しそうなコンビニ事業の通期営業利益は従来予想より27億円多い2316億円(前期比7.9%増)を見込むが、スーパーストア事業は逆に従来予想を92億円下回る258億円と前期より20.4%の減益になりそう。
12年3~8月期の既存店売上高はSEJが2.0%の増収を確保する一方、ヨーカ堂は4.3%のマイナスと苦しんだ。