イオンが金融事業を再編、カード子会社と銀行を持ち株会社で統合

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 イオンは9月12日、金融事業を再編すると発表した。2013年1月1日付けでクレジットカード子会社のイオンクレジットサービスがイオン銀行を株主交換方式で子会社化する。

 その後、13年4月1日付けでイオンクレジットは持ち株会社に移行、社名を「イオンフィナンシャルサービス」に変更する。さらに、イオンフィナンシャルサービス傘下に新会社イオンクレジットサービスを設立、旧イオンクレジットのカード事業などを移管する。

 これにより、イオン傘下の中間持ち株会社イオンフィナンシャルサービスが、カード子会社のイオンクレジットとイオン銀行を統括する体制となる。

 金融事業再編によって重複部門をスリム化することで経営効率を高めると共に、クレジットカードや電子マネーと預金や個人融資など銀行業務との連携を図る。

 イオンクレジットの経常利益は12年2月期で242億円、12年3月期で初めて期間黒字化を果たしたイオン銀行の経常利益は44億円となっている。

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