イオンカードで約2200万円の不正利用、第三者がID・パスワードを取得し不正ログイン

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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第三者が不正に取得したIDとパスワードで会員になりすまし、カードを利用していたことが確認された 写真はロイター

 イオンクレジットサービスとイオン銀行は6月13日、イオンカードで約2200万円の不正利用があったことが判明したと発表した。第三者が不正に取得したIDとパスワードで会員になりすまし、カードを利用していたことが確認されたという。

 カード会員向けのインターネットサービス「暮らしのマネーサイト」と、スマートフォン(スマホ)アプリ「イオンウォレット」で5月28日から6月3日の間、1917人の会員が不正ログインされた可能性がある。そのうち、708人の会員については、不正ログイン後に登録電話番号が改ざんされ、スマホ決済アプリへの登録・認証に使用され、カードが不正利用された。

 不正ログインによって、氏名や住所・電話番号・生年月日・カード利用明細などの個人情報が閲覧された可能性もある。

 イオンクレジットサービスでは、不正ログインの通信元を特定してアクセスを遮断すると共に、会員サイトの情報変更メニューの利用を一時的に停止した。不正ログインが確認された会員については該当するIDを使用できないようにした。同社では、ID・パスワードを変更するよう会員に呼びかけている。

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