日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストア7社の4月の売上高は、既存店ベースで前年同月比2.3%増だった。前年実績を上回るのは2カ月連続。
4月は平均気温が高かったことから、冷やし麺、アイスクリーム、飲料が好調だったことに加え、弁当や総菜、デザートなども好調に推移した。客数は0.4%減で3カ月連続のマイナスだったが、客単価は2.8%増と11カ月連続のプラスとなった。
商品部門別では、弁当・総菜などの日配食品が0.6%増、日用品やたばこなどの非食品が5.9%増、チケットなどのサービスが12.7%増だった。冷凍食品やカップ麺などの加工食品は1.6%減だった。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが1.7%増で2カ月連続のプラス、ファミリーマートが2.9%増で8カ月連続のプラス、ローソン(単体)は0.9%増で2カ月連続のプラスだった。