ファミリーマートが発表した2011年3~11月期の連結業績は、直営店売上高と加盟店からのロイヤルティ収入を合わせた営業総収入が前年同期比2.5%増の2496億円、営業利益が9.4%増の350億円で、第3四半期としては共に過去最高を更新した。
9月に発売した総菜・サラダのオリジナル商品「彩りファミマデリ」など高単価で粗利益率の高い商品が好調だったほか、am/pmの合併効果も出た。全店ベースでの客数(1店舗1日当たり)は979人で前年同期より24人増え、客単価も20円増の548円となった。
am/pmからファミリーマートへの転換店は3~11月で291店となり、転換前に比べると売上高は20%以上増えた。海外事業も台湾、タイ、韓国が増益となり、業績に貢献した。海外店舗は前期末に比べて1432店舗増えて1万782店舗と1万店舗を突破した。