【ファミリーマート】代官山に50代以上をターゲットとした高級店、独自商品700種類
ファミリーマートは11月25日、東京都渋谷区に50~65歳の「おとな」をターゲットとした高級店「ファミリーマート代官山店」をオープンした。同社は昨年9月、中高年層向けの商品開発を強化するために「おとなコンビニ研究所」を立ち上げたが、今回の新店は同研究所の旗艦店と位置づける。
同店で取り扱う約2600アイテムの商品のうち、約700アイテムはファミリーマート他店では取り扱いのないこだわり商品で、スペシャリテ・フレーズ(420円)などのチルドデザート、国産原料にこだわった生ハム、輸入菓子・アイスクリームなどを販売する。ワインは57種類を取り揃える。
店内の床はムク材のフローリング、壁やカウンター、陳列棚にも木目を採用し、内装を落ち着いたブラウン系で統一。7席のイートインスペースも設けた。
同店は映像・音楽ソフトレンタルの「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが大人向けの文化の発信拠点として開発する複合商業集積「代官山T-SITE」内へのテナント出店となる。