丸井グループは来年春に京都に出店することを明らかにした。8月22日に閉鎖する阪急阪神百貨店の「四条河原町阪急」の後継テナントとして住友不動産京都ビル(京都市下条区)の地下1階から地上6階部分に出店する。売場面積は約8700平方メートル。
丸井は現在22店舗を運営しているがその大半は首都圏で、関西は「神戸マルイ」(神戸市)と「なんばマルイ」(大阪市)の2店舗のみ。京都に新たな拠点を築くことで、関西での地盤を強化する。
阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングは今年1月、1976年以来営業を続けてきた「四条河原町阪急」の閉鎖を発表していたが、京都繁華街の一等地だけに後継テナントがどこになるか注目されていた。