ドラッグストア大手のクリエイトSDホールディングス(横浜市)が発表した2010年6~11月期連結決算は、ドラッグストア10店舗、調剤薬局5店舗を新たに開設したものの既存店の販売不振で、売上高は前期比0.4%増とほぼ横ばいの753億円となった。しかし、売上総利益率が1.0ポイント改善して27.3%となったことから、営業利益は6.7%増の43億円に伸びた。
既存店売上高については10年11月まで12ヵ月連続のマイナスとなっており、直近3ヵ月でも9月が10.0%減、10月が7.4%減、11月が5.2%減と前年の新型インフルエンザ特需の反動もあって厳しい状況が続いている。
11年5月期通期の業績については、売上高1572億円(前期比5.5%増)、営業利益76億円(5.7%増)を予想する。