【パナソニック】クラウド型のデジタルサイネージ、低コストでの導入可能に
パナソニック子会社のパナソニックシステムソリューションズジャパン(東京・中央区)は、インターネット経由でサーバーなどのハードウェア資産やアプリケーションソフトを利用できるクラウド型のサービスをデジタルサイネージ(電子看板)で展開する。
4月からグループ会社のパナソニックシステムネットワークスが開発したデジタルサイネージシステム「NMstage(ネヌエムステージ)」について、クラウド型サービスを提供する。サーバーなどの導入が不要になるため、低コストでデジタルサイネージを導入できるという。月額利用料はデジタルサイネージ1端末当たり5250円。
配信するコンテンツの登録やスケジュール管理は、ユーザーがパソコンのブラウザ(検索ソフト)から行うことができる。7月からは客層分析システムもオプションで提供する予定。デジタルサイネージにネットワークカメラを接続することで、来店客の性別や年齢に合わせたコンテンツを放映できるようにする。