調剤薬局大手のアインファーマシーズ(札幌市)は11月24日、2009年5~10月期の連結営業利益が従来予想より20.9%増え、28億4000万円(前年同期比30.7%増)になりそうだと発表した。物販(ドラッグストア)事業の売上高が予想を下回ったため、連結売上高は従来予想を1.2%下回る597億円(同5.0%増)となりそうだが、主力の調剤薬局事業は堅調に推移しており、また、8月と10月に関東と東海で子会社の統合を行ったことなどが経費の削減に結びつき、利益を押し上げた。
経常利益は従来予想比23.9%増の27億5000万円、純利益は当初見込んでいた有価証券評価損などの一部が発生しなかったため従来予想比52.3%増の13億4000万円(同61.4%増)と大幅に増える。
10年4月期通期の業績予想については12月3日に発表する。