日本貨物鉄道(JR貨物)は24日、東京・江東区の小名木川貨物駅跡地の再開発プロジェクトを着工する。約5万6000平方メートルの敷地に商業施設を建設し、イトーヨーカ堂に一括賃貸する。
小名木川貨物駅跡地は幹線道路の明治通りに隣接し、JR貨物にとっては「首都圏に残された最後ともいうべき大規模開発用地」。2001年から地元との協議を始め、ようやく着工の運びとなった。
商業施設はフィットネスクラブ・駐車場が入る建物(延べ床面積2万5700平方メートル)とショッピングモール棟(同8万6600平方メートル)の2棟に分かれる。完成は2010年5月の予定。
イトーヨーカ堂にとっても都内では2006年3月開業の「アリオ亀有」(葛飾区、店舗面積約4万2000平方メートル)と並ぶ大規模店舗となる。