イオンのクレジットカード子会社、イオンクレジットサービスは中国銀聯と業務提携することで合意した。
国内外のイオングループ店舗を中心に銀聯カードが使える加盟店を開拓するほか、銀聯カードの発行も行う。また、イオングループ各店舗に設置されたイオン銀行のATM(現金自動預け払い機)で銀聯カードによる現金の引き出しなどができるようにする予定。
中国銀聯は中国での銀行間決済ネットワークの会社で、中国を中心として約300の金融機関がこのネットワークを利用している。銀聯カードはデビットカードと同じく、買い物決済に利用した場合、決済額が銀行口座から即座に引き落とされる仕組み。
中国からの訪日観光客増大によって、日本の家電量販店や百貨店などでも銀聯の加盟店が急速に増えている。