【イトーヨーカ堂】2ヵ所目の直営農場「セブンファームつくば」設立
イトーヨーカ堂は9月1日、農業事業会社「セブンファームつくば」(茨城県筑西市)を設立した。08年8月設立の「セブンファーム富里」(千葉県富里市)に次いで全国で2ヵ所目の直営農場の運営を始める。
今年7月に設立した農業事業の中核子会社「セブンファーム」(イトーヨーカ堂100%出資)がセブンファームつくばに85%を出資、堆肥化工場を持つ「つくば農業生産組合」(筑西市)が10%、精算業務などを担う「アグリクリエイト」(茨城県稲敷市)が5%を出資した。
直営農場の面積は約1.5ヘクタールで、レタス、小松菜、ジャガイモなど露地野菜を中心に10品目程度を作付けし、初年度で60トンの収穫を見込む。収穫した野菜は茨城県内のイトーヨーカドー4店舗で販売する。
また、この4店舗から回収した生ゴミを堆肥としてリサイクルし、直営農場で利用する。ヨーカ堂では2013年2月末までに全国10ヵ所での直営農場展開と食品リサイクル網の構築を計画している。