イトーヨーカ堂は今年冬に岡山県倉敷市の「倉敷チボリ公園」跡地に開業する大型ショッピングセンター(SC)の名称を「アリオ倉敷」とすることを決めた。「アリオ」は同社が運営する大型SCに共通する名称で、全国で12ヵ所目となる。
店舗面積は約1万6500平方メートル、核店舗として食品スーパー業態の「イトーヨーカドー食品館」が入るほか、ベビー用品専門店の「アカチャンホンポ」、音楽・映像ソフト専門店「タワーレコード」、「セブン-イレブン」などセブン&アイ・グループ各店が入居する。また、地元百貨店の天満屋も小型のサテライト店を出す。
アリオ倉敷はJR倉敷駅北口と直結しており、三井不動産が運営するアウトレットモール(店舗面積約2万平方メートル)と一体開発される。倉敷市内では「イオンモール倉敷」が店舗面積を約5万2000平方メートルに増床して10月28日に全館改装オープンする予定で、大型SC同士の競争が激化しそうだ。