【キリン堂】花粉症関連商品など好調で営業黒字に転換、3~5月期

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 ドラッグストアのキリン堂(大阪市)が発表した2011年3~5月期の連結業績は、春先の花粉症関連商品が好調だったほか、調剤や健康食品も堅調で売上高は前年同期比4.2%増の249億円となった。コストの伸びを抑えたことで前年同期に5600万円の赤字だった営業損益は3億円の黒字に転換した。

 しかし、将来の店舗撤退に伴う費用を前倒し計上する資産除去債務会計基準の適用で約6億円の特別損失を計上したため、純損益は約2億円の赤字となった。

 店舗については大型のスーパードラッグストア3店舗、小型店1店舗の計4店舗を新設(2店舗を閉鎖)し、店舗数は310店舗(フランチャイズ加盟店3店舗を除く)となった。

 12年2月期通期の業績予想は従来と変わらず、売上高1041億円(3.6%増)、営業利益16億円(46.6%増)、純利益1億円(36.3%減)を見込む。

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