【インテージ】個人2万人の買い物データ提供、食品・日用雑貨など
市場調査会社のインテージは7月28日から、全国の消費者2万人の日々の買い物データを提供するサービスを始める。サービス名は「SCI-Personal」で、2005年にスタートした個人消費者パネル調査「personal eye(パーソナルアイ)」のエリア・規模を拡大した後継サービス。モニターとなった消費者が専用の携帯型端末で買い
物した商品のバーコードをスキャンし、帰宅後、パソコンでその商品を購入したルートや個数・金額などを入力する。対象商品は、食品(生鮮・総菜・弁当などを除く)・飲料・日用雑貨・医薬品。
このほか、生鮮食品などを含む「レシートの合計金額」や購入した店舗情報も捕捉しており、客単価や店舗間競合の分析もできる。性別・年齢・職業といったモニターの属性情報を含めて分析したデータを消費財メーカーや流通業に提供する。