ファミリーマートの2011年第1四半期(10年3~5月)の連結業績は、3月にエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を吸収合併した効果で、売上高に当たる営業総収入は前年同期比11.0%増の778億円と2ケタ増収を記録。営業利益は3.3%増の86億円となった。
ただ、ファミリーマート単体の営業利益は77億円と3.0%の減益だった。既存店ベースで3.5%の減収になったほか、全店ベースでの平均日販も48.8万円で1.6万円減るなど販売力が落ちた。
店舗については、83店舗を新設、am/pmからファミリーマートへの転換58店舗を加えて92店舗の純増(閉鎖は51店舗)で、5月末の国内店舗数は7250店舗、エリアフランチャイザーを含めると7778店舗となった。このほか、海外店舗数は8337店舗、am/pmの店舗数は997店舗(エリアフランチャイザーを含む)となっている。
11年2月期通期では従来予想と変わらず営業総収入3120億円(12.2%増)、営業利益342億円(2.0%増)、純利益164億円(8.6%増)を見込んでいる。