ファミリーマートは6月14日、旅行大手JTBの法人営業子会社、JTB法人東京と戦略的パートナーシップを結ぶことで6月1日に合意したことを明らかにした。
提携の第1弾として、JTBと協力した沖縄フェアを6月15日から7月5日まで3週間、関東・東海のファミリーマート約3800店で実施する。JTBの添乗員が勧める沖縄ならではの菓子8種類と沖縄の特産品をモチーフにしたオリジナルのおにぎりや総菜、生菓子など中食商品6種類を販売する。
ファミマはJTBの主要顧客層である中高年層のコンビニへの誘客、JTBはファミマの中心顧客である20~30代の若者に旅行商品・情報を提供するのが提携の主な狙い。今後は、国内および海外6ヵ国・地域で1万7000店以上を展開するファミマの店舗ネットワークを活用して、両社の店舗で共同販促を行ったり、JTBを利用する海外旅行客にファミマの現地店舗で旅行情報や特典を提供したりすることを検討する。