関西スーパー、新店投資負担などで18%の営業減益、第1四半期

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 関西スーパーマーケットの2011年3月期第1四半期(10年4~6月)の連結業績は、瓢箪山店(大阪府東大阪市)、江坂店(大阪府吹田市)、萬崎菱木店(堺市西区)、善源寺店(大阪市都島区)と4店舗を新設、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は前年同期比2.5%増の284億円に伸びたものの、新規出店に伴う人件費や減価償却費の増加などで営業利益は18.1%減の1億8300万円となった。

 加工食品の営業時間外での集中補充や日配商品の自動発注システムの実験導入など作業効率アップによるローコスト化への取り組みを進めたが、全体的な経費削減には至らなかった。新店でシェア獲得のために意図的にディスカウント販売を増やしたことなどで売上総利益率が0.3ポイント悪化したことも、営業利益の減少につながった。

 11年3月期通期では営業収益1157億円(4.3%増)、営業利益15億円(15.7%増)、純利益9億円(約2.1倍)を見込んでいる。

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