イトーヨーカ堂は12月16日、長野県松本市にショッピングセンター（ＳＣ）「アリオ松本」をオープンする。1996年に開業した総合スーパー「エスパ松本」を大規模改装して、アリオに業態転換した。
改装に伴って、セブン＆アイ・グループの生活雑貨店「ロフト」やベビー用品専門店「アカチャンホンポ」、CDソフト専門店「タワーレコード」の小型店「タワーミニ」など新たに18の専門店を導入。また、同じくグループ企業のそごう・西武の協力を得て、衣料品の一部で百貨店ブランドも導入した。
店舗面積は１万3000平方メートルで同店を含めて全国13ヵ所の「アリオ」の中では最小。総合スーパーから「アリオ」への業態転換の例としては、昨年12月にグランドオープンした「アリオ深谷」（埼玉県深谷市）がある。