【全国スーパー】9月の既存店は3.6%減、2ヵ月連続のマイナス
日本チェーンストア協会が発表した加盟60社の9月の売上高は9870億円で全店ベースでは前年同月比0.6%増、既存店ベースでは3.6%減だった。既存店のマイナスは2ヵ月連続。
月前半までの2度の台風の影響で来店客数が落ち込んだほか、記録的な残暑だった前年の反動でアイスクリームや飲料などが不調だった。
商品部門別の既存店売上高は食料品が3.5%減、衣料品が3.8%減、住居関連品が4.7%減だった。食料品では放射性セシウム問題の発生以来、和牛が不調。衣料品は秋冬物の立ち上がりが悪かった。住居関連品では前年の駆け込み需要の反動で売れ行きが落ち込んだ。