イオンは8月21日、ディスカウントストア(DS)運営の新会社「イオンビッグ」(名古屋市中村区)を設立した。イオンリテールが運営していた「ザ・ビッグ」など21店舗のDSを継承した。
ザ・ビッグは食品中心のDSとして運営されてきたが、今後は生活用品や衣料品も扱う総合DSとしてのモデルを確立する。現在、ザ・ビッグは食品スーパー子会社のマックスバリュ西日本などを含めグループ全体で78店舗を展開しているが、将来的には全店舗の運営をザ・ビッグに一本化する可能性もある。
イオンビッグの社長にはイオンDS事業本部長の鈴木新樹氏が就任した。イオンとしては、DS事業を総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストアに次ぐ4本目の柱に育てていく方針だ。