【ココカラファイン】スズラン薬局を買収し、北海道に進出
ドラッグストア大手のココカラファインは同業のスズラン薬局(小樽市)を買収して、北海道に進出する。10月1日付けでココカラファインがスズラン薬局の全株式を取得する。
ココカラファインは首都圏が地盤のセイジョー、東海地方が地盤のジップドラッグ、関西地方が地盤のセガミメディクスとライフォートを傘下に持ち、関東から九州にかけて1097店舗(6月末現在)を展開するが、北海道と東北は空白地帯だった。
スズラン薬局は道内でドラッグストアと調剤薬局を合わせて24店舗運営し、2010年6月期の売上高は51億円となっている。
ココカラファインはM&Aを積極的に推進し、11年3月期で2568億円の売上高、103億円の経常利益を16年3月期にはそれぞれ5000億円、200億円に引き上げる目標を掲げている。