岡山県が地盤のスーパー、天満屋ストアは2011年2月期連結決算で4年ぶりの営業増益を見込む。売上高に営業収入を加えた営業収益は5.7%減の830億円と4期連続の前年割れとなりそうだが、経費削減などで営業利益は31.7%増の18億円を見込む。純利益は9.4%増の5億円で、こちらは3年ぶりの増益となりそうだ。
同社の10年2月期連結業績は売上高が5.9%減の842億円、テナント家賃など営業収入が4.6%減の37億円で、営業利益は40.5%減の13億円に落ち込んだ。純利益は28.3%減の4億円だった。売上総利益率は前年比横ばいの24.8%を維持したが、売上高販売管理費率は1ポイント悪化し27.6%となった。