【ヨーカ堂】LED照明国内最大級1万3000台、アリオ橋本開業
イトーヨーカ堂は9月17日、神奈川県相模原市に国内最大級の数となるLED(発光ダイオード)照明を設置した大型ショッピングセンター(SC)「アリオ橋本」を開業した。
SC全体の約7割に当たる約1万3000台の照明をLED化、従来の照明と比べて消費電力は約半分、年間で約554トンのCO2削減を見込める。また、店舗壁面などに太陽光発電パネルを計1178枚(1561平方メートル)設置したほか、売り場ごとに照度を変える調光器具、階段には人感センサースイッチを採用するなど、SC全体で環境負荷の低減に取り組んでいる。同社の大型SCとしては初となる電気自動車用の充電設備も設けた。
アリオ橋本はJR横浜線相模原駅から徒歩5分の場所にあり、敷地面積は9万3000平方メートル、核店舗となるイトーヨーカドー橋本店(売場面積約1万5000平方メートル)のほか、専門店街(同約3万2600平方メートル)には136のテナントが入居する。初年度の売上高はSC全体で約300億円(うちイトーヨーカドーは約100億円)を見込む。