ディスカウントストア大手のドン・キホーテは５月18日、2010年６月期の通期業績予想を引き上げた。連結営業利益は従来予想から15億円増の210億円（前期比22.3％増）、純利益は同８億円増の116億円（35.6％増）となりそうだ。売上高予想は4970億円（3.4％増）で据え置いた。
５月７日に四半期業績を発表した時点では通期業績予想を据え置いていたが、第３四半期累計（09年７月～10年３月）で営業利益は165億円（前年同期比29.3％増）、純利益は93億円（2.2倍）に達していたため、予想を超えるのは必至と見られていた。
不況の中で同社の価格競争力が改めて消費者の支持を集め、客数が伸びているのが業績好調の要因となっている。