【ファミマ】既存店、営業利益とも伸び率はライバル2社を下回る、3~5月期

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 ファミリーマートが発表した2011年3~5月期の業績は、単体の既存店売上高が前年同期比2.1%の増収で、営業利益は5.2%増の91億円だった。3~5月期として過去最高益だったものの、セブンーイレブン・ジャパンの既存店伸び率が7.0%増で営業利益が12.0%増(437億円)、ローソンの既存店が3.3%増で営業利益が14.9%増(128億円)だったのと比較すると、既存店も営業利益も伸び率が低かった。

 単体でのチェーン全店売上高は3.3%増の3643億円、加盟店からのロイヤルティ収入と直営店売上高などを合わせた営業総収入は1.2%増の787億円だった。期間中に旧am/pm店舗48店をファミリーマートに転換した。

 震災に伴う被害や資産除去債務など124億円を特別損失に計上したことで、3~5月期の純損益は12億円の火事となったが、12年2月期通期では100億~120億円の黒字を見込む。

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